スタッフ日誌

リハビリテーションのお仕事

こんにちは。リハビリテーション科です。

 

最近では「リハビリ」という言葉が良く聞かれるようになり、私たちの仕事も認知されるようになりましたが、リハビリとはいったいどのようなお仕事なのか?おわかりでしょうか??

 

まず「リハビリテーション」とは…

リハビリテーションは、筋力低下および社会的不利をもたらすような状態の影響を軽減し、能力低下や社会的不利がある者の社会的統合を達成するためのあらゆる手段を含んでいる。リハビリテーションは能力低下・社会的不利のある者を環境に適応するように訓練するだけではなく、社会統合を促すために、環境や社会へ、全体として介入することを目標としている。

とあります。

 

当院のリハビリテーション科は理学療法士と作業療法士が在籍しております。

基本的な業務内容は入院患者様、外来患者様へのリハビリテーション、訪問リハビリによる在宅で生活される方々へのリハビリテーションを行っております。

 

リハビリテーションの内容としては…

【物理療法】

当院に設置されている物理療法機器は、牽引機器(頸部、腰部)、温熱療法(ホットパック、極超短波治療器)、電気刺激(低周波治療器、干渉波治療器)、水治療機器(バイブラバス手用、足用)、マッサージ機(ウォーターベッド)等が設置されております。

主に痛みに対して行われる機器による治療です。

【運動療法】

身体をほぐして関節を動きやすくしたり、筋力強化や歩行訓練をしたり、リハビリスタッフによる徒手的な治療です。身体機能や能力を向上させて、病気やケガで出来なくなっていた動作をできる様にして、日常生活が困らないように患者様に寄り添いながら治療していきます。

【訪問リハビリ】

在宅で困っている方々に対して、リハビリスタッフが自宅に訪問してリハビリテーションを行う治療です。内容は自宅内での安全な動き方の指導や動作訓練、出来なくなった動作や出来にくくなった動作(例えば入浴動作やトイレ動作など)への動作訓練、家族への安楽な介助法指導など様々なニーズに対応しています。

その他にも入院患者様が自宅に退院される前に自宅へ訪問させていただき、事前に自宅での生活で困るような場所の把握や動き方の指導、住宅改修などの相談をさせてもらったり、入院中にベッド上での生活が長くなってしまわないように、リハビリ室で貼り絵や編み物など指先を使うような作業療法や脳トレを行い、スムーズに自宅へ復帰できるように心がけ、患者様が困っていることに対して、寄り添いながら治療を進めています。

簡単にリハビリテーション科のお仕事を説明させていただきましたが、少しでもリハビリという職業の事をわかっていただけましたでしょうか?

 

ある種、リハビリのスタッフはよろず相談窓口のようなものです。

何か困ったことがあれば、青い服のスタッフを見つけて気軽にご相談してくださいね。

私たちで分からないことがあれば、どこかの関係部署にお繋ぎします。

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