スタッフ日誌

転倒と薬

先日、当院では転倒転落と薬剤についての勉強会を行いました。

その一部ですが、こちらでご紹介させてください!

 

転倒や転落を起こしてしまう原因は様々あります。基礎疾患(脳梗塞、骨折など)や筋力の低下、薬の影響(睡眠薬など)、環境の影響(睡眠不足、ベッドが不適切など)など様々な要因が考えられます。

そのため転倒転落を防ぐためには、「なぜ転倒してしまうのか」を考えていく必要があります。

例えば直接的なアプローチとして、筋力を強化したり、薬を調整したりなど患者様本人への対応を行っていきます。

間接的なアプローチとしては、ベッドなどを患者様が転倒しにくい環境へ整えていったりします。

 

薬についてですが、睡眠薬など転倒を起こしうる薬はたくさんあります。副作用があったり、効果に個人差があったり、薬の作用時間が長かったり...

そのため、薬による転倒を防ぐために、なぜその薬を飲んでいるのか、その薬は本当に必要か、転倒を起こしている場合は別の薬に変更することは可能かなどを考えていかなければなりません。

 

当院でも、薬剤師を中心に患者様に最適な薬は何かを常に考えております。

また入院中も薬の調整はもちろんのこと、上記で述べたベッドを患者様に合ったものに変更したり、リハビリで筋力の強化を促したりなど、様々な方面から転倒を防げるようアプローチしています。

不安なことがあれば、いつでもご相談ください!

 

また今回の内容は病院だけでなく、ご自宅でも転倒を防ぐためにできることはたくさんあります。

今回の投稿で少しでも皆様のお役に立てていると嬉しいです(^▽^)/

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