2021年「10年に一度の暑さ」
2022年「近年にない暑さ」
2023年「ここ10年で一番の暑さ」
2024年「23年を上回る暑さで2022年以来の暑さ」
なんかボジョレーヌーボーのようですが、夏の気温が上昇して来ているのは事実のようです。
8月は猛暑、9月は残暑、10月は別夏となって久しい日本ですが、
我々は、この暑さに対し、どのように向き合っていくべきなのでしょうか。
って作者さあ………。
そんなことよりも、今こぼしたポカリスエットと向き合ったらどうなの?
というわけで(どういうわけだ?)国定病院薬剤師のSです。
10月に入り、ようやく暑さが落ち着いてきたようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
とはいうものの、日中は暑い日が続いております。なので今回は、水分補給のことについて
少しお話したいと思います。
暑い日々が続いているので「スポーツドリンクで水分補給を」と思っている日も多いかと思います。
市販されているスポーツドリンクにはミネラル補給系、脂肪燃焼系とさまざまものがあります。
それらは体調不良時に飲めば脱水対策に有効だったり、運動の前に飲めば脂肪燃焼が高まったりと
様々な効果が期待できます。
しかしそれと同時に、スポーツドリンクには糖分も多く含まれており、日常的に飲めば
血糖値が急激に上昇する「ペットボトル症候群」を発症するリスクもあります。
また「カロリー0」でも膵臓に何らかの影響があり、血糖値が不安定になる恐れがあります。
熱中症については水分補給だけではなく筋肉の量が少ないと、
体に水分をため込むことができないため、その結果熱中症になりやすくなるようです。
10月は、日中は夏のような日差しかと思えば夜は冬のような気温だったりと気候が安定せず、
体調を崩しやすい時期です。
体調管理には熱中症対策、寒さ対策、適切な食生活、水分補給、日々の運動など
様々な面でのケアが重要となってきます。
不安定な気候が続きますが、皆様が元気に過ごしていただくよう、切に願っている次第でございます。
追伸。わたしはなぜ、机にポカリスエットをこぼしてしまったのでしょうか。
やはり暑いので、机も喉が渇いていたのでしょうか(ってそんなわけあるか~)。
