今回の生け方は、「三才格(さんさいかく)」の応用です。
『三才格』調べてみました(◎o◎)
天を現す円と地を現す方形とによって割り出された、二等辺三角形の鱗を上・中・下の三段に分け、上部の高き枝を天の位として「体」と名付け、下部の低い枝を地の位として「留」と名付け、この体と留との中間の枝を人の位として「用」と名付け、これを一瓶の花として応用し、「体・用・留」という三才の格を作るのが三才格です。
日本的な生け花というと、さりげなく入れた茶花をイメージする方が多いですが、この二等辺三角形が「格花」と呼ばれ、床の間に飾るのにふさわしい花とされています。