来年は4年に1度のオリンピックイヤーですが、4年に1度流行すると言われる感染症
をご存じでしょうか?(近年はそのような傾向はなくなってきているそうですが)
それはマイコプラズマ肺炎です。
マイコプラズマ肺炎とは、「肺炎マイコプラズマ」という病原菌の呼吸器感染症です。
主な症状は発熱が最も多く、次いで咳です。1年を通じてみられ、冬にやや増加する
傾向があります。
患者さんの多くは幼稚園~中高生、あるいは若くて持病のない健康な成人で高齢者は
少ないです。
多くの人は感染しても気管支炎ですみ、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となり
重症化することもあります。
飛沫感染なのでインフルエンザと同じく普段から手洗い、うがいをすることが大切です。
私の身内の男性が20代のころマイコプラズマ肺炎で国定病院に入院し、若くて綺麗な
看護師さんたちにお世話になったと聞きました。笑笑
業者の営業さん曰く、この冬流行が予測されてるそうです。
風邪のような長引く発熱と咳はマイコプラズマ肺炎を疑って医療機関で診察を受けましょう。抗菌薬(抗生物質)で治療できます。
以上、検査室からでした。