スタッフ日誌

健康管理センターのお仕事

みなさんこんにちは。新年いかがお過ごしでしょうか?

今回は健康管理センターのお仕事について紹介していきます!

健康管理センターでは、主に健康診断の業務を行っています。基本の健康診断にはどのような項目があり、どんな機器を使っているのか紹介していきたいと思います。

 

〇身長・体重(体脂肪率)

身長・体重からは体格指数(body mass index:BMI)を算出することが可能で、栄養評価に役立てられます。BMIは「体重(kg)/身長(m)2」で算出し、25以上は肥満、22は理想値、18.5未満はやせと評価されます。

当センターでは体組成計を使用し、体脂肪率・脂肪量・筋肉量・体水分量・推定骨量などを測定することが可能です。

〇腹囲

腹囲とウエストはどちらもお腹まわりのサイズを示す数値ですが、実際は異なる部位を測っているため別物です。

腹囲は「へその高さで測る腰まわりの大きさ」を指します。一方、ウエストは「腰の一番くびれている部分の大きさ」であり、いわゆるウエストラインを指します。

腹囲(ウエスト周囲径)は「内臓脂肪の蓄積」を判定するための目安であり、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)を診断する一つとされています。

内臓脂肪が蓄積しているかどうかは、あらかじめ定められた腹囲の基準に沿って判定されます。男性の場合は85㎝以上、女性の場合は90㎝以上がメタボの疑いありとされる基準です。

〇尿検査

尿は、身体の健康状態を示すパロメーターでもあります。

体から排出された尿で、目には見えない腎臓や尿路系の状態を把握することもできます。主に尿中の糖分やたんぱく質を調べています。

〇視力検査

視力とは、対象物をどれだけ細部まで見分けられるかの能力を数値化したものです。

切れ目の入ったC字型のマーク(ランドルト環)を使って測定します。視力検査では色々な大きさのランドルト環を使い、どのくらい狭い切れ目まで見分けられるか調べることで、「2つの点を別々のものと認識できる能力」を測定しています。

〇聴力検査

主に、1000Hz(低音域)と4000Hz(高音域)の聴力を調べます。

1000Hzでは30dB(デシベル)以下、4000Hzでは40dB以下であれば異常なしです。dBとは音圧の単位です。

〇血圧

血圧の高い低いによって様々な病気になる(なっている)可能性を知ることができます。

血圧計で血圧を測らない限り、自分の血圧が正常かどうかを知ることはできないため、なるべく短い周期で定期的に図ることをお勧めします。

また、せっかく早い段階で血圧の異常を発見することができても、自覚症状がないからと放置してしまう方も少なくないようです。血圧の異常は体に何らかの問題が起こっている(起こりつつある)というシグナルです。異常のあった際は、速やかに専門医の診察を受ける事をお勧めします。

〇胸部X線検査

胸部X線検査とは、胸部全体にX線(放射線の一部)を照射して、肺や心臓などの異常を確認するためのものです。

〇心電図検査

心臓の疾患に関わる検査の中でも比較的簡単に行えるので、病気発見の第一の手がかりとしてよく用いられるのが心電図です。

心臓の筋肉が鼓動を打つために発生する微弱な電気信号を、体表面につけた電極から検出し、波形として記録。その乱れから病気の兆候などを読み取ります。

この検査で異常が出たら他の検査も行い、それにより狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患、不整脈、心臓肥大、心膜炎、冠動脈不全、高血圧症、動脈硬化症などの発見をします。

〇血液検査

血液の中には、細胞や抗体といったさまざまな物質が含まれています。それらの物質を項目ごとに分けて数値化したものが血液検査です。

体に何らかの異常がある場合、血液中の物質数が増えたり減ったりするため項目ごとに基準値と照らし合わせ、病気の診断や将来の発症リスクを調べるために行います。

主に、肝臓や腎臓の病気、糖尿病、脂質異常症、貧血、血液の病気(白血病など)を見つけることができます。

上記項目の健康診断は、バスによる巡回型健康診断も実施しています。

また、胃透視・眼底検査・呼吸器検査など生活習慣病予防健診・人間ドックも行っています。

いつでもお気軽にご相談お待ちしております。

 

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