夏本番を迎え、うだるような暑さが続くこの頃です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
当院では先日、食中毒についての勉強会を行いました。
突然ですが!ここで、食中毒予防クイズです。
食中毒予防上、おこなっても大丈夫かどうかを〇×で答えてみてください。
Q1. おにぎりをラップを使って握った。
Q2. はちみつは健康に良いと思い、1歳未満の子に与えた。
Q3. 朝は忙しいので、作り置きのおかずをそのままお弁当のおかずにした。
Q4. 「キャラ弁」を作るとき、ピンセットや箸を使ってごはんにチーズや海苔を乗せた。
Q5. 寿司飯には酢が入っていて腐りにくいので、お弁当には向いている。
答え Q1.◯ Q2.✖ Q3.✖ Q4.◯ Q5.◯
・Q2が✖な理由
→はちみつにはボツリヌス菌が含まれていることがあり、製造工程上、加熱加工が無いため、腸内環境が整っていない1歳未満の子供に与えると危険な状態になってしまうため
・Q3が✖な理由
→冷蔵庫や冷凍庫に保存していても、お弁当を持ち運んでいる間に食中毒菌が増殖する恐れがあります。作り置きした食材をお弁当に詰める時は、必ず再加熱しよく冷ましてから詰めるようにしましょう
皆さんはいくつ正解できましたか?
食中毒の4原則は、「持ち込まない、やっつける、付けない、増やさない」です。
みなさんも、安全に美味しくごはんを食べて、湿気や暑さに負けず、この夏を乗り切りましょう。