６月終わりに、サイバー攻撃を想定した事業継続計画（BCP）対応訓練を行いました。

 

当院としては初の試みとなります。

電子カルテシステムがサイバー攻撃等により、使用不可となってしまった場合を想定して行いました。

昨今、ランサムウェア等のシステムへの攻撃は増えており、ニュースでも目にする機会が増えています。

 

もちろん、セキュリティを強化しシステムや病院、そして様々な情報を守ることは大事ですが、攻撃する側はそれを軽々と超えてやってきます。

 

うちは大丈夫でしょ、そんなの起きるわけがないという思い過ごしで終わればいいのですが、それは24時間常に起きてしまう可能性を秘めており、終わることもありません。

 

ですので、もしそれが起きてしまった場合を想定した訓練はこの時代必須であり、そうなってしまった場合に職員一人一人がいかにしっかりと状況把握して動けるかを鍛えなければいけないと思います。

そういった意味合いも込めて、今回初めて訓練を行ったことで職員の方々も「もしかしたら」をより考えやすくなったのではないかと思います。

また次回がいつかは未定ですが、定期的に訓練を行い、「もしかしたら」の場合にしっかりと動ける体制作りをしていきたいと思います。